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海外と日本の笑いは違う。「フェリペ・ネトの意味不明な人生」

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スタンドアップコメディ

ちょっと前、ウーマンラッシュアワーがTHE MANZAIで時事ネタ漫才をしたのは、記憶に新しいかと思います。それが世間でほぼ良い意味で取り上げられ、ネットでは賞賛の嵐が吹き荒れました。

 

で、その中で村本さんは、「スタンドアップコメディ」という言葉を、Twitterなどで多用していました。私も分からなかったので調べてみたら、『一人でステージに立ち、観客に向けてまくし立てるのが基本的なスタイル』と書いてありました。

 

そして内容は、『下ネタ、政治批判、人種差別ジョークなど際どいものが多い』と書いてあったのです。村本さんはこのコメディに影響され、上記の様なネタをしたと言っていました。

 

そうなんですねという感じで、あまり気に留めていなかったのですか、Netflixで「フェリペ・ネトの意味不明な人生」という作品を発見したのです。

 

試しに見てみて、これがスタンドアップコメディなんだなと知りました(多分)。村本さんは、どのスタンドアップコメディを見ていたのか知りません。

 

ただ感じたのは、確かにこの作品を見たら日本のコメディは、かなり縛られている様に感じたのです。今日はその作品の話と、私の考えを書いていきます。

 

確かに面白いし、完成されている

正直、内容はフェリペ・ネトが、1人壇上で喋っているだけです。退屈する人は退屈するでしょうし、内容が面白いと思わない人もいるでしょう。

 

ちなみに中身は、自分の生い立ちから始まり、彼の人生観について語っています。もしこれが海外の言葉でなければ、ラジオ感覚で見ているぐらい、動きがありません。まぁ多少のステージ内移動や、映像を使ったパフォーマンスはしますが。

 

それでも1時間半、ひたすらカンペも見ずに喋り続けていたのには、度肝を抜かれました。いや凄い、凄すぎます。どういう事をすれば、人前であんなにスラスラ喋れるのでしょうか。

 

勿論台本はあるのでしょうが、それを淀みなく話せるのは、天賦の才があるでしょう。私もそれほどのトーク力があれば、人生は変わっていたかもしれません。

 

特に私が印象に残った話は、バーベキューの話です。

 

彼はスラム街で生まれ、いつもの様に友人たちとバーベキューをしていました。ですが1人の仲間が、中々約束した時間に来ません。堪らなくなったフェリペは、「●はどうした」と仲間に聞きます(記憶があやふやですが、大筋は合っています)。

 

すると返ってきた答えは、「あれ知らないの、昨日警官に銃で撃たれたんだよ」でした。普通ならえっ、となり空気が固まりそうな所ですが、何故か大爆笑になったのです。

 

その話術が特に素晴らしく、参考にしたいと心底思いましたね。ただやはりこういった笑いは、日本には合わないなと思いましたね。続きます。

 

海外と日本の笑いは違う

また上記の村本さんに戻しますが、別に彼みたいにスタンドアップコメディとして、活躍する芸人がいてもいいでしょう(彼は特定の事には言っていないので、スタンドアップコメディとは違いますが、今はその括りを一緒にします)。

 

そもそもスタンドアップコメディとは、特定の人に向けた笑いを届けるからです。例えばトランプ嫌いな人に向けての笑だったり、黒人差別についての笑だったりと、特定の人に特化した笑いを届けるのです。

 

ですが日本は、テレビ文化です。その為、特定の人に向けての笑いは、理解されないし受け入れられないのです。お茶の間でいる人全員が、同じ考えはありません

 

それでも皆一緒のテレビを見ますから、そこでスタンドアップコメディ的な、特定の笑いを届けると不都合が生じます。だから今のテレビは、色んな人が笑えるように作られているのです。

 

個人的に脳科学者の茂木さんの、「今のテレビはオワコン」というのは、一方向で見れば合っていますし、違うとも言えるでしょう。

 

確かに今のテレビは、生温い誰にも毒のない笑いばかりです。が、様々な年代、多様な価値観を持つ人間が見るので、あまり偏った番組は作れないという理由があります。

 

だから思想に傾いた番組は、NetflixやAmazonプライム・ビデオで作ればいいのです。現に過激な番組が、Amazonプライム・ビデオで作られていますしね。

 

だから何が言いたいのかと言うと、取り敢えず日本の笑いと海外の笑いは違うと言う事です。まぁこのドキュメントを見てください。

 

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