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映画【THE WAVE/ザ・ウェイブ 】あらすじネタバレ感想「津波の恐怖」

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どんな話?

津波から家族を助ける話

 

あらすじ

場所はノルウェーの観光名所。地質学者のクリスチャンは、その場所で働いていたが、今日でここを辞める事になっていた。しかし彼には1つ気になる事があり、それは最近この場所で、異変が起こっていた事だ。

 

そこは以前、山崩れが起こり、大津波が発生した場所であった。そういった理由もあり、クリスチャンは心配していた。もし今岩山崩落が起これば、津波がこの街を飲み込むからだ。

 

その事態について真剣に話していたが、元同僚から大丈夫だからと諭され、家族と共に島を出ようとしていた。それでも気になったクリスチャンは、仲間の所に行って危険だという事を伝える。

 

元同僚は「分かった分かった」というような感じで、相手にしない。その日は遅くなった事もあり、出発は明日になった。他の家族はご立腹で、妻との溝は深まるばかりであった。

 

その日の夜、岩山が崩落した。

 

感想(ネタバレ含む

泣けました

ただ物語にというより、序盤のサイレンが鳴るまでです。この映画を見る人に勘違いして欲しくないのは、津波が押し寄せてくるから逃げようではなく、津波が押し寄せた後の物語なのです。

 

で、泣けた場所なのですが、物語の終盤ではなく、中盤の津波警報が発令された所です。あのサイレンを鳴らすまでが勝負だった筈なのに、間に合わなかったのです

 

それはつまり、後10分で津波が来ることを意味します。こうなる前に、クリスチャンが言ったことを信じていれば、これから起こるであろう津波の被害を防げたのです。

 

もう津波が来てしまったらどうする事もできなく、自然の猛威に身を任せるしかありません。観光客が減ってもいいから、こうなる前にサイレンを鳴らしておくべきだったのです。

 

大丈夫だろう、が1番駄目なのです。そんな考えに至ったのは、恐らく3.11(東日本大震災)を思い出したからです。あの時も大丈夫だろうという判断で、逃げ遅れた人が何人も亡くなりました

 

最初から最悪の想定をして避難していれば、死者はグッと減っていたと考えると、居たたまれなくなります。そういった意味で、あの場面は悔し涙が溢れてきたのです。

 

津波が来るまでが最高潮

先に言っておきますが、映画で盛り上がり部分の話です。

 

この話の肝は、津波が来てからです。取り残された家族をクリスチャンが探し、助け出して家族の絆を取り戻す。そんな話になります。まぁ良くあるパターンで、特に目新しさはありませんでした。

 

結局、全員無事に助かりますし、助かる方法だって安易な感じです。クリスチャンが自暴自棄になり、鉄パイプを振り回していると、音が反響して取り残されていた家族が反応する。

 

自分らも見つけた鉄パイプで、居場所を知らせて助けてもらった、という内容です。正直、陳腐でしょう。更に映画なのでしょうがないですが、彼らだけ無事なのもなんだかなぁ、という感じでした。ご都合主義というかなんというか。

 

若干のダークも含んでいる

上記で「目新しさはなかった」と書いていますが、個人的に「おっ」と感じた箇所と、「えっ」と感じた場所がありました。

 

「えっ」と感じた場所は、仲間を殺すところです。

確かに暴れたからという理由も分かりますが、普通殺しますかね? それ以前に、わざわざ残って助けてもらって、尚且つ奥さんを死なせているにも関わらずにですよ。

 

なかなか製作陣は踏み切ったと思います。個人的にもこういう捻りは好きですが、上記の理由からあまり賛同できませんでした。

 

それに画的な問題で、殺したとも捉えれますしね。もし親子2人でなかった場合、あの感動的な再開が薄れます。更に窒息しかけていたクリスチャンを助けるのだって、あそこに部外者がいたら邪魔です。

 

その為、あの暴れん坊さんは殺されたのでしょう。そんな都合上の理由が透けて見えたので、「えっ」と思ったのです

 

「おっ」と思ったシーンは、クリスチャンを諦めるシーンです。

あの引き画は素晴らしいですね。ってきり死んだものとばかり思っていました。あの後からの心肺蘇生は、絶対に生き返るのですが、それでもあの引き画に全て持っていかれました。

 

これは言葉いらずの、この映画1の名シーンでしょう。このカットは、私が映画監督をする時があれば、是非取り入れたいカットですね。

 

こちらから見れます

 

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