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映画【ファウンド】あらすじ.感想.ネタバレ考察「絶妙な兄弟心理」

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ファウンドは、どんな話?

兄が異常犯罪者で、その弟との話

 

 あらすじ

マーティはホラー映画が好きで、いつもホラー映画を観ていた。だが彼は学校で虐められていて、友達は1人しかいなく、寂しい毎日を送ってもいた。

 

そんな彼にも1つ秘密があり、それは兄が人殺しだということであった。兄の部屋に置いてある鞄の中には、黒人の生首が入っている。しかもその生首はずっと同じで人間ではなく、時々入れ替わっているのだ。

 

つまり兄は、複数の人間を殺していたのだ。表面上では弟思いの兄だが、裏では狂気に満ちた殺人鬼。そんな兄の影に怯えつつも、楽しんでいるマーティは、しだいに兄の部屋に忍び込む回数が増えていく。そしてついに兄に、、、、

 

感想

かなりイかれているが、グッド

この映画は結構ファンキーで、見る人によっては嫌悪感を抱くような作品でしょう。が、個人的にはよくぞここまで描いたな、というのが本音です。

 

昔見た「ハロウィン」の時よりも、更に黒く濁った部分の感情が、湧き上がってきましたから。

 

こんな事を書いていたら、私が異常者みたいな感じに捉えられかねません。安心して下さい、まだ私は異常者の領域には足を踏み入れていませんから。まぁ片足は入っているかもですが。

 

そうではなく、ホラー映画として評価した時に、徹底的にネガティヴな感情にさせるこの作品が凄い、と言っているのです。

 

私が最近観ていたホラー映画は、生温すぎて反吐が出る作品ばかりでした。その為、ここまで描いてくれた作品が、強烈に印象に残ったのです。

 

この作品は、万人受けする作品ではありませんが、一定の支持は得られる作品でもあります。ただ映画とは資本が絡むものなので、多くの人に見てもらって収益を上げないといけない、という側面も分かります。

 

今の特に日本映画は、ホラーに限らず、万人受けする映画しか上映していません。そういった点で、この映画は個人的にかなり高評価で、拍手をするぐらいの作品でした。

 

ネタバレ考察

兄と弟の心理状態も上手く描けている

弟のマーティは不遇な環境を生きており、周りとうまく馴染めずにいました。そんな時に、兄の異常的な犯罪を目にするのです(と言っても鞄の中身のことですが)。

 

普通なら、兄のそういった気色の悪い事実を知ると、引くでしょうし通報する筈です。ただマーティは受け入れてしまいました。それは恐らく彼の抱える問題が、そうさせたに違いありません。

 

この感情、私も少し分かりますし、鑑賞した方も少なからず分かるのではないでしょうか。何故なら人は弱い生き物だからです。

 

マーティは自分より強い兄に憧れていたので、この方法こそが兄を強くさせた。そう考えていたので、兄を知りたいという一心から、恐怖は覚えなかったのでしょう(最も、終盤兄にバレたときは、流石に殺されるかもと逃げていましたが笑)。

 

その結果、何度も何度も兄の部屋に足を運び、例のブツを見ていた気がしますね。

 

ホラー映画に慣れているから

まぁ弟.マーティも兄も、ホラー映画好きという点が、一種の鎮痛作用を促していたとも考えられるでしょう。

 

私も映画を見るならホラー映画で、かなりの量のホラー映画を見ています。ですが臨界点に達すると、もうホラー映画は怖くなくなるんですよね。

 

どこまでいっても、作り物という目線でしか見れなくなるからです。その結果、兄もホラー映画では物足りなくなって、あのような犯罪を犯したとも考えられます。

 

まぁ劇中では、「黒人はクソだから」という定義の元で、殺していましたが。その点が、どうも私は気に入らなかったですね。

 

どこからどう見ても、兄は自己満足と性的欲求を満たす為に、人を殺していますから。それは弟.マーティが兄の部屋から発見した、スプラッター映画から見て分かります。トップに貼ってある画像ですね。

 

まぁ矛盾していますが、恐らく兄自身が自分を落ち着かせる為に、考えた理由なのでしょう。そんな気がします。

 

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