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映画【トレマーズ】あらすじ、ネタバレ感想・解説・考察「面白い!」

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どんな話?

地中に潜んでいる謎の怪物を撃退する為、主人公らが立ち向かう話

 

少し詳しいあらすじ

ミッキーとバセットは、田舎町で便利屋として仕事をしていた。ただやっている仕事は、他の人がやらないような汚れ仕事が多かった為、二人は都会の方で仕事をしようと考えていた。その方がやり甲斐もあって豊かに暮らせると思ったからだ。

 

早速その夢を叶えようと、二人は都会の方に向けて車を走らせるが、途中、鉄塔の上で動かない人を発見する。ミッキーが鉄塔を登り、その動かない人物の様子を見ると、何と絶命していた。

 

そこから立て続けに変死した人間が出てくる。何が起きているのか分からず、呆然とする二人に、地中に潜んでいる化け物が攻撃を仕掛けてきた。そこから二人はその化け物を撃退する為、立ち上がるのであった。

 

オススメする人

普通に面白い作品を見たい方

話の流れは単純です。地中に潜っている化け物を倒す話ですから。ただそれまでの過程にある、化け物との攻防がいちいちに面白くて、どうなるのかと好奇心がくすぐられます。その為、個人的にはすごく面白いと感じました。

 

アトラクションのように身を任せているだけで楽しむことができるので、手っ取り早く面白い映画を見たい方は是非。

 

感想

話は単純なのに

この「トレマーズ」も、話の構造は単純で、そこまで入り組んだシナリオではありません。更に言うと、今のようにCGとかもないので、言っちゃ悪いですが絵はショボイです。ただそれを上回るくらいの、シナリオの立て方と演出の仕方が逸材だったのです。

 

このシナリオの立て方は恐らく、「SAVE THE CATの法則」みたいな感じのことです。

 

一応載せておきます。これが王道のシナリオの立て方で、そんな奇想天外なことをしている訳ではないのですが、見る人の心を打ちます。普通に面白い作品でした。

 

更にこの作品の素晴らしさは他にもあって、それは笑いも挟んできていることなんです。所謂パニック映画なんかは、おどろおどろしい雰囲気が充満していて、気軽に笑える雰囲気の作品は少ないです。が、この作品の場合、主人公たちが絶体絶命なのに笑かしてきたのです。

 

ネタバレになってしまうので詳しくは書けませんが、それが結構好印象でしたね。ぜひ見てください。

 

 

昔の作品は面白い

いやはや、こうも素晴らしい作品を見ると、昔の映画は面白いのがいっぱいだなと感じますね。

 

皆さんは「恐怖の報酬」という映画をご存知ですか?

 

この映画はかなり古いのですが、とにかく面白いのです。どんな内容なのかと言うと、ニトログリセリンが積んであるトラックを、主人公たちが運転して隣町に運んでいく。ただそれだけの単純な話です。

 

が、積んでいるものがニトログリセリンなので、少しの振動で爆発してしまう為、緊張感が半端ではありません。更に道中の山道は険しく、何箇所も危ないポイントがあるので、手に汗握りながら見ることができます。

 

本作「トレマーズ」とは何の関係もないのですが、両方ともに共通するのは、どちらも年代が古いということです。

 

偏見かもしれないですが、昔の作品の方が、今の映画より面白い気がします。昨今は演者の知名度ありきで作品を作ったり、CGなどの効果演出に頼りきっています。だから気骨と言いますでしょうか、見ていてもジーンと感動することは少なくなった気がするのです。

 

勿論、今の作品も面白いのは沢山ありますよ。そうではなく、単純に昔の作品の方が質は高かったような気がするのです。まぁ錯覚かもしれませんけどね。慣れという観点から。

 

これが面白くないって人とは、、、

他サイトのレビューで、この作品を純粋に楽しむことができない人とは友達にはなれない。そんなことを書いていた人がいたのですが、個人的には大いに首を縦に振りました。

 

確かに昔の作品なので、化け物の造形は拙いところがあったり、カメラワークが今風ではなかったりします。

 

それでも一映画としての完成度は、かなり高く面白かったので、それを斜に構えて面白くない。そんな人がもしいれば、個人的には残念だなという感じしか受けませんし、仲良くはなれないでしょう。

 

勿論、万人に受ける映画はないので、結果的に面白くなかったという人はいると思います。そうではなく、この映画のここが面白いというエッセンスは、分かってほしいなと思っただけです。

 

 

ネタバレ感想・解説・考察

化け物の正体が分からないのもいい

触手を持った謎の生物。それぐらいしか本作では分かりません。この作品はシリーズ化しているので、見ていけば正体が判明するのかもしれませんが、この作品では単純に謎の生物を撃退するだけの話です。

 

その点が分からないからこそ、個人的には戦いに集中して見ることができ、結果的に面白く感じました。変に解明しようというパートがあれば、それはそれで面白いかもしれませんが、本作のように不気味なエールに包まれた勝負にはならなかったでしょう。

 

序盤は、何かよく分からないが、人が死んでいるという見せ方。ミッキーも街に殺人鬼が出たと言って、何故人々が変死しているのか分かっていませんでした。

 

ただ時間が経つにつれて、これは人の仕業ではなく、地中に潜む謎の生物のせいだと分かったのです。そこからその怪物を殺そうと躍起になって、ようやく一匹殺します。安堵したのもつかの間、その生物は一匹だけじゃないと知ることになるのです。

 

その点が、個人的には引き込まれるストーリー展開でした。まだまだストーリーの展開が読めてこないからです。もしこれが一匹だけだと、その一匹だけを殺して終いなんだなと分かってしまいますから。そういった点で、やはりこの作品の脚本は秀逸だと感じましたね。

 

なんか雑いのもいい

この作品は、主人公が死ぬんじゃないか、というピンチが何度もありました。が、結局は生き延びれていたのです。

 

正直これは苦しい逃れ方だな、と思うのもありましたが、それを踏まえてもこの作品の味として楽しめました。例えば、最初に化け物と遭遇した主人公らが岩の上に逃げた時のことです。

 

化け物は音を敏感に察知するので、岩の上から動けなく立ち往生していました。すると女がこれならいけるんじゃない、と棒を持ってきて他の岩に棒高飛びをして渡ったのです。

 

で、それを見た二人も、同じように高飛びをして女の車に飛び乗り、出発するというシーンがありました。これって面白さで言えば、確かに面白く笑ったのですが、考えられた作戦かと言えばそうでもありません。

 

そんな感じで、まぁまぁ冷静に考えたら、これいけるか、というのが多数ありました。が、結局のところ面白かったので、何でもいいやという感想ですね。

 

 

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