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映画【ゾンビ・サファリパーク】あらすじ、ネタバレ感想「裏テーマ良き」

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どんな話?

動物園感覚でゾンビを見に行ったら、襲われた話

 

あらすじ

10年前クロモシンAというウィルスが、世界中で蔓延した。そのウィルスに感染すると、人がゾンビになってしまう。

 

3年間、ソンビと人間の戦いが繰り広げられ、20億人もの死者を出した後、人間が勝利した。

 

メラニーの父親もその戦争で亡くなっており、そのトラウマからカウンセリングを受けていた。

 

そんな時、カウンセリングを一緒に受けている人から、ゾンビサファリパークに行ってきたらということを言われる。所謂ショック療法的な感じだ。

 

その為、恋人のルイスと一緒にゾンビサファリパークに向かうのだが、そこで思いもよらぬトラブルに巻き込まれてしまう。

 

安全に管理されていた筈のゾンビたちが、解放されてしまったのだ。果たしてメラニーは逃げ切れるのだろうか。

 

 

感想

割とちゃんとしていた。

言うならば面白かったということです。あまりゾンビ映画は見ないのですが、それでもゾンビ映画というのは、くだらない作品が多いと直感的に感じでいました。

 

ですがこの作品は、話の内容からしても割と構成されていて、見終わった後に面白かったという印象が残りました。

 

割と、と書いたのは、完全に面白さで充満されていたからではないからです。所々、んっ? となる場面もありましたので。

 

それでも全体的には、きちんとまとまっていた作品ではないでしょうか。

 

オススメする人

深い所まで切り込んだゾンビ映画を見たい方

ゾンビ映画というのは、大概は表面の見えている所までしか描きません。つまり内容が浅いということです。

 

何故ならゾンビ映画を見る人は、ゾンビから逃げる構図を見たい訳なので、そこまでシナリオに拘らないという人が一定数いるからです。

 

その為、ゾンビ映画は浅い作品が多いのですが、この作品はしっかり裏テーマというのが充実していました。

 

ネタバレになるので書きませんが、表面のメラニーのトラウマ治療以外にも、大きく言えば陰謀が渦巻いていたのです。

 

それも組み込まれているので、映画的には完成度は高かった気がします。

 

 

ネタバレありの感想

裏テーマが良かった

裏テーマとは、ここでいう施設運営の実態です。

 

実はここに出てくるゾンビたちは、難民の人たちも含まれていたのです。最初はそれこそ厳重にゾンビを管理していて、きちんとした運営を描いていました。

 

が、中盤でその施設は、難民を殺してゾンビにしていたのが判明してしまいます。その点がうまく考えられているなと感じたのです。

 

ただこれは裏テーマの一部分に過ぎず、私が感じた裏テーマは、『人には裏がある』ということなんです。

 

つまりどういうことかと言いますと、上記の施設運営以外にも、メラニーの恋人ルイスが、終盤に彼女を置いて一人で逃げて行く場面があります。

 

最初メラニーが落ち込んでいる時に、「僕は一緒にいる」とルイスが言っていたのに、自分の安全の為に彼女を置いて逃げたのです

 

これは流石にギャグかと思うくらいに、あっさりと裏切って逃げていきました。そこが個人的には最高にシビれました。

 

こう書くと、コメディ感と捉えられるかもしれませんが、そうではありません。純粋に人には二面性があって、怖いなと感じることが出来たということです。

 

施設運営をしていた女は、実は難民を殺してビジネスをしていたあくどい奴。ルイスは恋人のことを思っていた風だが、危険に晒されると一人勝手に逃げるクソみたい奴、という感じです。

 

正直、メラニーがトラウマを克服できたのはきちんと描かれていないので、これが裏テーマかどうかは定かではないんですけどね。

 

ギャグに走っていた部分もある

先ほどのルイスの件に関しては、かなりシリアス感が漂っていたので、ギャグには映りませんでした。

 

ただ一番最後のラスト(ドップにある画像)や、システムエラーを起こした犯人に対する感じが、ギャグを思わされました。

 

まずシステムエラーを起こした犯人ですが、割とヌルッと許されていました。これにはちょっと笑ってしまいましたね。

 

犯人が「私がやってしまいました。でもどうなるかは分からなかったんです」。そんなことを言って場が静まり返った後、他の仲間は犯人を置いて歩き出します。

 

すると呆然と立っている犯人にメラニーが、「きたければついてきて」と言うのです。そこで犯人はついて行くのですが、その後は何事もなかったように接しているのです。

 

おかしすぎるでしょう。こんなあり得ない事件を起こしたのに、ヌルッと許されるのは。笑う所ではないのでしょうが、その適当さに笑ってしまいました。

 

映画とは時間が決まっていますからね、そこに掘り下げる時間はなかったのでしょう。

 

続いてのラストですが、これは誰が見ても笑うでしょう。一人だけで走るメラニー。その後ろに怒涛のゾンビラッシュ。

 

あれを思い出しました。曲がり角を曲がったら、100人に追いかけられるというバラエティー番組のやつに。

 

もうちょっと緊迫感を持たせても良かったのではないでしょうか。ちょっと抜け感のある作品でした。

 

こちらから見れます

 

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