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映画【クリープ】ラストの衝撃。あらすじ、ネタバレ感想・解説・考察

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どんな話?

ある男に依頼され、主人公がビデオを回す話

 

あらすじ

アーロンはSNSで、一日撮影するだけで高額の報酬を貰えるという仕事を見つけ、それに応募する。暫くして採用ということになり、依頼主であるジョセフの元に行く。

 

そこで撮影理由を聞き、すぐにジョセフを撮影し始めるアーロン。ただ撮影を続けていると、何か違和感というか、不気味な感触を得るようになる。果たしてこの奇妙な感覚の正体とは。

 

感想

思っていたより面白かったです。最初、友人に紹介されて見たときは、単なる幽霊系のホラー映画かなと思っていました。が、最終的には人間が怖い系の話だったのです。

 

これ以上言ったらネタバレになるので書きませんが、ちょっと新感覚のホラー映画かなと思いました。勿論、ホラー映画にもジャンルがあって、邦画にある「ヒトコワ」なんかは、人間が怖い系の作品です。ただこの映画とは、少しテイストが違いました。

 

何が具体的に違うかと問われると、答えに窮するのですが、普通に幽霊が出てきてワーキャー的な作品ではありません。その点が、印象に残って、面白く感じました。

 

オススメする人

不気味な映画を観たい方

モロに怖さは出てきません。冷蔵庫に入れられた時のように、徐々に徐々に体温が奪われていくのです。ここでは怖さですが、徐々に心臓を握られているかのような恐怖を味わえます。

 

その為、扉を開けた時にお化けがいるような、突発的な怖さは味わえません。そのような映画を観たい方は、回れ右をしてください。ちなみにそのような映画を観たい方は、「ライト・オフ」とかがいいでしょう。

 

まぁと言っても、突然、驚かしてくる演出はあるので、それで十分かもしれません。ただ、その突然驚かす演出は、幽霊的なものではなく、単純にびっくり箱的な驚かし方です。その為、見る人によっては、イラッとする人もいることでしょう。ちなみに自分はイラッとしました。

 

 

ネタバレ感想・解説・考察

結局なんだったの

最初、「ヴィジット」的な感じで、男がとち狂っただけの作品かと思っていました。

 

が、最終的にこのジョセフは、計画的に殺人を行ってたサイコパスだと判明しました。ラストシーンに、ずらりと並べたテープがありましたからね。

 

撮影者を募集して、やってきた人物を殺害し、あのようにテープを並べる。それが趣味なのでしょう。その為、序盤に感じたヤバい奴とはちょっと違うのです。いや、勿論、ヤバい奴には変わりないないですよ。妹を強姦?する、本当にヤバイやつですから。

 

ただ頭がおかしいやつ特有の、何かに囚われた故の殺害ではありません。殺意を持って、募集をして殺害を行ってましたからね。

 

個人的にジョセフが、ただの頭のおかしなやつでは片付けれない、何かがあると感じました。その点が、この映画の恐怖度指数を高めた要因でしょう。

 

ただ支離滅裂なことを言っていたのも事実なので、果たして真実は分かりません。少なからず、自分はそういう風に感じました。

 

見直したPOV

私はPOVの作品をそこまで好きではありません。理由は、ワザとらしいからです。そういうことで言えば、この作品もワザとらしいのですが、一線を超えて怖いものがあったのでアリなのかなと感じました。

 

この作品を普通に撮っていても、そこまで怖さは感じなかったでしょう。何故ならこの作品は、ジョセフの密着を撮るという前提の下で、カメラを回していたからです。その為、予期しない怖さを描くことが出来たのです。

 

例えば、ジョセフの奇怪な行動などです。初めて登場した時の、あの唐突に出てくる恐怖。森に入るといきなり走り出し、どこかに消えていくという風なことです。

 

これを普通の映画のように、固定で撮っていれば、ここまで緊迫感のある映像は出来上がりはしないでしょう。

 

ハンディカム、すなわちドキュメンターっぽく撮っていたからこそ、視聴者もカメラマンと同化し、カメラマンが感じた恐怖を味わえた気がします。だからこの作品は成功と言えます。

 

ラストの衝撃

これはまさかの過ぎました。普通に斧を振り下ろして、脳天を貫くところまで映すとは思っても見なかったからです。

 

若干どうなるんだろう、とドキドキしながら見ていましたが、まさかあの場面を映すとは。一般的にはあそこは、どうにかこうにかして、ぼかす筈です。が、距離が離れていたというのもあるでしょうが、ジョセフは斧でアーロンの頭をかち割ったのです。

 

派手に血などは出ていませんでしたが、静かな衝撃を自分は受けました。これこそがモキュメンタリーの真骨頂と言えるでしょう。

 

もしあれが劇映画風に撮っているのなら、ボカシは必須です。わざわざその描写を映す必要はないからです。スプラッター映画ならまだしも、頭を斧で割る描写は、気持ち悪くて批判殺到だからです。

 

ただこれはモキュメンタリーという程なので、ありのままを映さないといけないのです。その結果が、脳天かち割りを投写することだったのです。この演出は良過ぎました。ちょっと今後自分も撮影する時には、これを取り入れたいと唸ったほどです。

 

あと1つ、脅かすのはいいけど、音量がうるさ過ぎ。驚くのは驚きますが、それは本当にびっくりしての驚きです。寝起きドッキリ的な。少しイラっとしました。

 

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