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映画「ドント・ブリーズ」あらすじ、ネタバレ感想・解説・考察

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どんな話?

窃盗に押し入ったら、そこは盲目の元軍人の家だった話

 

あらすじ

毒親に犯され続けていたロッキーの妹。ロッキーはそんな彼女を、親から引き剥がす為、窃盗で手に入れた金で夜逃げしようと企んでいた。

 

そんな時、元軍人の老人が30万ドルの大金を持っている。そんな情報をロッキーたちは聞きつける。しかもその老人の家は、周りにあまり人気はなく、窃盗するには最適だった。極め付けは、その老人は盲目であった。

 

これで最後とロッキーは心に決めて、恋人のマニーと、少し気弱なアレックスは家に侵入する。が、ただの目の見えない老人と考えていた一同は、その老人の脅威に圧倒されることとなる。果たしてロッキーたちは、金を奪って逃げることは出来るのか。

 

感想

テーマがいいね

本作品は、窃盗をする連中が主人公です。一応、窃盗する目的はあるものの、一般的に見れば窃盗は悪です。で、本作の内容が、窃盗をしに家に入ったらそこは元軍人の家で、盲目と舐めていたらかなり痛い目に合ったというものです。

 

一見するとスリラーテイスト上で、盲目の老人が悪的な感じで描かれています。が、窃盗をする方が悪なので、果たして感情移入が出来るかと心配でした。

 

ネタバレになってしまうので言えませんが、なるほどな、と最後まで見たらそう感じました。その為、盲目の老人に一層恐怖を感じ、最後まで主人公側の視点に立って見ることが出来ました。

 

それでもまぁ、老人が可哀想な気もしなくもないので、なんだかハッピーエンドで終わって欲しくないな。そんなことを思っていましたが、上手くエンディングを迎えたので、個人的には満足です。

 

ただ内容が素晴らしく怖いかと問われると、満点ではないので、今から見る方はめちゃくちゃ怖い訳ではないので、その点は留意して欲しいですね。この作品はどちらかというとホラーではなく、スリラーテイストです。理由は、人間的な怖さが主だからです。

ぜひ見てください。

 

オススメする人

緊張感を味わいたい方

視聴者や中の登場人物から見れば、盲目老人の姿形は捉えれることはできます。が、少しでも物音を立てればジ・エンドです。その為、見ているこちら側からも、緊迫感を持って見ることが出来ます。

 

演者の誰かが物音を立てた瞬間、老人の持っている銃が火を吹くので、ハラハラしながら見るしかありませんから。そんな感覚を味わいたい方は、本作をご覧ください。

 

 

ネタバレ感想・解説・考察

どんな話?

盲目の老人がただただ窃盗に押し入れられ、正当防衛も虚しく金を持って逃げられる。間違って欲しくないのですが、この作品はそんな話ではありません

 

実はこの老人、事故で娘を殺した犯人の少女を監禁してきて、自分の子供を産ませている途中だったのです

 

そんな所に、ロッキーたちが窃盗目的で老人宅に侵入したのです。しかも少女が死んでしまったので、代わりにロッキーに種付けをしようとしていました。中々のサイコ野郎ですね。

 

で、いざ老人が自身の精子をロッキーの体内に入れようした時、アレックスがやってきてロッキーを助けます。そこでエンディングかと思いきや、2人がさぁ逃げ出そうとした矢先、老人が這い上がってきて銃をぶっ放すのです。その結果、アレックスは死亡します。

 

隙を見てにロッキーは外に飛び出して、これで本当に終わりかと思いきや、犬が追ってきたのです。で、色々攻防した結果、盲目の老人にまた捉えられてしまいます。老人の音の嗅覚が凄すぎると、感じましたけどね。

 

その後、引きずりながらロッキーを自宅まで運んでいきます。これ、周りの住人に気づかないものかな。そう思いましたが、ここで最初の、彼の家の周りには誰も住んでいないが効いてくるのでしょう。まさに伏線ですね、感動しました。

 

で、家で目を覚ましたロッキーは、アレックスが持ってきていた警報ボタンを押し、家中に警笛が鳴り響かせます。その音に錯乱した老人に、ロッキーがトドメの一撃を加え、地下に落として家から脱出するのです。

 

そして妹と共に毒親から逃げるのですが、ニュースであの盲目の老人が生きているといことを目にして終わるのです。

 

理由づけが上手い 

窃盗と言えば聞こえは悪いもので、一見すると老人が可哀想な気がします。家にやってきた強盗を追い詰めているだけなのに、予告編などでは老人が悪的な様子で描かれている。

 

ただ上記で書いたように、この話は老人もヤバイ奴だったので、結果的に窃盗犯がマシに見えてしまったのです。

 

更にロッキーの親は毒親で、一刻も早く妹を連れて家を出たかったので、空き巣などの窃盗をして金を稼いでいた。この要素も関係してくるので、一層、窃盗犯だから感情移入できないは違ってきました。

 

そういった意味で、この作品はキャラクター設定もしっかりとしているな。そんな印象を受けたので、特別駄作とは感じませんでした。話は単純なんですけどね。

 

まぁ老人はサイコ野郎ですが、若干同情する気持ちも芽生えますけどね。確かに事故で娘を殺した女を、自宅に監禁して自分の子供を産ませるは、中々の鬼畜でしょう。が、その反骨精神は分からない気はしません。

 

そんな所に窃盗集団がやってきて、金を盗んで逃げていく。ちょょょっとだけ可哀想な気もしました。少しだけですよ(笑)。

 

ただ少し救いだったのが、ラストで残ったのはロッキーだけということです。それ以外の人物は死亡してします。これで他の連中も生き延びて、悠々と生きられたらムシャクシャする所でした。

 

なんか窃盗が許される的な印象を受けるからです。そういった意味で、この作品は細部まで考えられていると感じました。

  

暗闇の使い方が上手いが、、

本作の恐怖の対象である老人は、目が見えません。その為、要所要所で暗闇を演出させます。この暗闇は本当の真っ暗で、登場人物は何も辺りが見えません。かろうじて観客は、暗視スコープ的な絵でその人物たちの特徴を捉えていますが、それでも暗いのは暗いです。

 

そこに老人が突如として現れるのです。これは中々衝撃的なシーンでした。お化け屋敷の如く、観客にもどこから老人が出てくるのか分かりませんでしたからね。

 

この作品をホラーとして考えるなら、あそこが1番「おっ」と感じたシーンです。

 

ただ全体的に見て、侵入者と老人との攻防が、いい塩梅で構成されていたなとは感じましたけどね。中々気づかない老人。致命傷を避ける侵入者。映画なので仕方ありませんが、少しもどかしく感じたのも事実でした。まぁ結果的に面白く見れた作品でしたけどね。

 

 

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